北京
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23/19
中国人にとって旧正月の春節は、一家団らんのひと時であり、正月用品を買ったり旅行をしたりする「ゴールデン・ウィーク」でもあります。このところ生活水準が向上するにつれて消費に変化が見られ、ネットショッピングが好調であったり、またサービス消費が急成長したりするなど、新たな特徴が見られます。
今年の春節期間中、全国の小売業や飲食業の売上高は合わせて1兆元以上に達する見込みです。
また、20代や30代の若い世代では、連休を利用して旅行をする人が増えています。7連休となる春節、今年はおよそ4億人が旅行に出かけ、うち海外旅行をする人は700万人に達し、行き先は90の国や地区に及ぶとのことです。
さらに、生活水準の向上に伴って消費にも新たな特徴が見られ、海外品も含めてネットショッピングで春節用品をそろえる傾向が強まっています。
今年の春節は、食べ物や飲み物、タバコや酒類などの売れ行きがよく、さらに家電用品や家具、日用品などは春節の後も好調が続き、また飲食や観光、文化、レジャーなどといったサービス消費も急成長を示すとみられています。(Lin、森)