北京
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国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は29日、北京の延慶と河北省の張家口を訪れ、北京冬季五輪の準備状況を視察し、進展ぶりを称賛しました。
視察は、張家口市崇礼にある古楊樹会場や冬季五輪村、雲頂スキー公園、そして北京市の延慶会場で行われました。ジャンプ会場の延慶では、ジャンプ台をデザインする際、断面のS型に「すべて順調に」という意味が込められている伝統用具「如意」をモチーフとした上、ジャンプ台を「雪如意」と名づけたことを聞いて、バッハ会長は強い関心を示しました。
また、北京冬季五輪組織委員会のきめ細やかな企画や進捗状況を評価したうえで、「中国が打ち出した『冬季スポーツに3億人を動員する』というスローガンは、目に見える成果を挙げている。視察では、多くの子供のスキー愛好者や選手に会えたことが、印象的だった」と述べました。さらに、「北京冬季五輪は、開催誘致から『2020五輪議事日程』を全面的に実践しており、五輪のために新たな貢献をしている」と強調しました。(朱 星)