北京
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写真1:「万寿灯」を固定する作業員(新華社記者 金良快)
故宮博物院は21日、乾清宮前のきざはし(階段)の上下に、修復された「天灯」と「万寿灯」を1対ずつ立て、一般公開を開始しました。これは「春節を祝い、吉祥を招く 紫禁城で年越しを」と題したテーマ展示の一部分となっています。
中国では古来より、旧正月を迎える際にランタンをつるす風習があります。清朝は明朝の制度を引き継いだため、春節前後になると乾清宮前のきざはしの上下に「天灯」と「万寿灯」を1対ずつ飾っていました。「天灯」は主に照明用、「万寿灯」は飾りとして立てられます。
この「天灯」と「万寿灯」を立てる儀式は、清の時代の初中期において最も盛大な春節イベントの一つで、設置から撤去までに合わせて8千人以上が関わっていました。(怡康、謙)
写真2:乾清宮前の「天灯」と「万寿灯」(新華社記者 金良快)
写真3:乾清宮前の「天灯」(新華社記者 金良快)