北京
PM2.577
23/19
昨年12月30日に発効した「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP、 いわゆるTPP11)」に加盟した11カ国が今月19日、東京で初の閣僚級会合を開きました。各側は会合後に共同声明を発表し、保護主義に反対して自由貿易を擁護する立場を表明しました。
会合では、今後加盟する意向を持つ国・地域が行うべき具体的な交渉プロセスなどについて討議されました。また、貿易保護主義が世界規模で台頭する状況に懸念を示す共同声明が発表され、この現状に対抗するため、自由貿易を大きく促進させ、CPTPPの規模拡大に努めるべきとの結論が出されました。
なお、CPTPPは、米国が2017年1月に環太平洋経済協力パートナーシップ(TPP)を離脱したことにより、他の11カ国によって元の協定が修正され、新たに結成されたものです。(怡康、謙)