北京
PM2.577
23/19
米海軍のミサイル駆逐艦「マッキャンベル」は、このほど許可なく中国が所有権を持つ西沙諸島に進入し、いわゆる「航行の自由」行動を行いました。中国海軍軍事学術研究所の張軍社研究員は9日、北京で国内外の記者のインタビューに対して、「米国側による『航行の自由』行動は根拠のない間違いだ」と指摘しました。
張研究員は「毎年10万隻の各種船舶が南海を通過し、まったく影響を受けていない。中国は多くの国と協力し、南海航路の安全を確保している。米国が『航行の自由』を口実にして、中国の主権と安全を犯すことは腑に落ちない。中国はこの行為に反対する」との立場を明らかにしました。
また、張研究員は「中米双方は戦略的交流を強め、相互信頼を深める必要がある。両国関係の重要な部分として、両軍関係の発展は両国関係の安定装置になる」と述べました。(殷、星)