北京
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中国工業情報化部は2019年の標準化活動について、「製造強国作りやサイバー強国作り、品質のレベルアップに力を入れると同時に、工業インターネットやビッグデータ、車のインターネット(IoV、Internet of Vehicles)、人工知能(AI)などの分野に焦点を当てていく」と明らかにしました。
これは、中国工業情報化部科技司の胡燕司長が、9日北京で開かれた第11回電子情報産業標準推進会で述べたものです。胡司長は「現在、技術と産業は融合発展の勢いを見せている。車のインターネットやAI、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、工業インターネットなど、他の業界との融合によって生まれた新技術、新製品、新業態が相次いで登場している」と強調しました。また、標準化活動について、「業界別に展開する従来型が今日の技術融合、産業変革、グローバル競争に適応できなくなっている。このため、産業生態システムを構築する立場から、総合的な設計に取り組むことが求められている」と指摘しました。
さらに、胡司長は「中国標準の国際的競争力を高めるため、国際標準との一体化に力を入れるほか、国際標準と世界的な標準制定活動に参与する必要がある」と提案しました。(朱 星)