北京
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マカオ特別行政区政府の崔世安行政長官は8日午後、新たに中国人民解放軍駐マカオ部隊の司令官に就任した徐良才大佐と会談しました。双方はマカオ社会の安全維持と繁栄、安定の確保について、意見を交わしました。駐マカオ部隊の政治委員を務める周呉剛少将が会談に同席しました。
崔行政長官はマカオ特別行政区政府を代表し、徐大佐の就任に歓迎の意を表し、「マカオ特別行政区が発足して19年、駐マカオ部隊は行政区政府を支持し続けており、『マカオ基本法』と『駐軍法』に基づいて、防衛任務を履行している。これにより、マカオは安全な環境下で、経済発展や住民生活の改善を実現できた。今年はマカオ特別行政区発足20周年を迎える。行政区政府は任期満了後の再編成や、特別行政区発足20周年の記念イベントを行っていく」と述べました。
これについて、徐司令官は「光栄に思うとともに、責任の重大さを感じている。周政治委員と共に駐マカオ部隊の兵士を率いて、『一国二制度』の偉大なる方針を貫き、行政区政府の法に基づく管理を尊重し、『マカオ基本法』と『駐軍法』などの法律に従い、防衛任務を履行する。マカオ特別行政区の長期にわたる繁栄と安定に取り組んでいく」と話しました。(殷、謙)