北京
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月探査機「嫦娥4号」が月面の着陸に成功したことを受け、ロシア連邦宇宙局(ロスコスモス)のトップであるロゴジン氏と欧州宇宙機関(ESA)のヴァーナー長官はそれぞれ祝賀の意を示し、「嫦娥4号」探査機の月裏側着陸を高く評価しました。
ロスコスモスは3日、そのウェブサイトに、ロゴジン氏が中国の国家宇宙局に寄せた祝賀メッセージの全文を掲載しました。ロゴジン氏はメッセージの中で、「今回の『嫦娥4号』探査機の月面着陸の成功は、人類史上初めての探査機の月裏側への軟着陸の事例となる」と評価しています。
一方、ESAのヴァーナー長官はドイツの新聞「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)」のインタビューに答えた際に、「『嫦娥4号』の月面着陸は素晴らしい技術成果である。中国の能力を見せつけるものだ。この成果は他国の宇宙事業にも寄与するものとなるだろう」と述べました。(玉華、む)