北京
PM2.577
23/19
上海世茂旅游発展有限公司の李果・副マーケティングディレクター(撮影:呉慶年)
吉林省長春市にある長春蓮花山スキー場は14年の歴史を持っていますが、様々な原因によってその発展が立ち遅れていました。2018年から上海世茂旅游発展有限公司が運営管理を担当し、この古いスキー場は新たに生まれ変わりました。
上海世茂旅游発展有限公司の李果・副マーケティングディレクターはこのほど記者の取材を受け、「同スキー場は、わが社がスキー分野に進出するための初の試みである」と説明しました。さらに、今後の目標として、観光や競技、レジャーの機能を一体化させた「市内最大のスキー場」にしたいということです。
説明によりますと、上海世茂旅游発展有限公司は既存のロープウェイに加えて、スキー場の施設にフランスPOMA社製のロープウェイを新たに導入するなど、利便性と快適性の向上を図っています。また、10本のコースの他に、国際基準で作られたフリースタイルとスノーボードの競技場を備えています。先頃は国家体育総局冬季スポーツ管理センター主催の全国スキー・フリースタイル・エアリアル選手権が、長春蓮花山スキー場で開かれました。李氏は、「今後もより多くの国内外の試合を開催していくとともに、一般の利用者向けのテーマイベントも行う予定だ」としています。
2019年1月1日からはポップアップストアを設置し、イギリスアニメ「ペッパピッグ」がスキー場に導入される予定です。こうした新たな試みを展開することについて、李氏は「今後も、より多くのIP(知的財産)コンテンツを導入したい」と語っています。