北京
PM2.577
23/19
中国は、改革開放を実施してから40年が過ぎました。このところアフリカとの貿易が増え続けていることから、中国の発展モデルがアフリカにとって参考となっています。ケニアの学者は、中国の改革開放はアフリカに発展のチャンスをもたらしたと見ています。
ケニアのアメリカ国際大学で中国問題を研究しているスティーヴン氏は、「中国の改革開放はこれまでになかったものだ。急成長した中国経済は大きな奇跡を生んだだけでなく、全世界にチャンスを与えた」と語りました。
スティーヴン氏はまた、「中国はアフリカへ1000億ドル以上を投資し、また3000社以上がアフリカに進出しており、その大部分が民間企業である。しかもこれらは短期間で成し遂げたもので、中国とアフリカの協力の潜在性を示している」と強調しました。
中国は今、農産物の輸出拡大によってアフリカの経済成長を手助けしています。
中国は今、ケニアの新たな貿易相手国として台頭しつつあり、去年の両国の貿易総額は40億ドルを超え、ケニアの貿易全体の17.2%を占めています。
さらにスティーヴン氏は、「中国はこの5年間で6800万人が貧困から抜け出し、医療保険の加入者が10億人を超えた。そして個人所得は年平均7.4%増加して、世界最大の中間所得国となった。すべての国にとって目標となっている」と評価しています。(非、森)