北京
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全国人民代表大会常務委員会は28日、北京で合同組織会議を開催、国務院による医療衛生予算の分配と使用状況に関する報告に際し、医療衛生分野の懸案問題である受診機会と医療費の問題に焦点を当て、討議を行いました。
国家衛生健康委員会の馬暁偉主任は、薬価を巡って発言、「我々は薬品分野の改革を進め、根拠なく高騰する薬価の抑制を行った。その中で、今年行った措置は三点ある。一点目は、抗がん剤、特許薬など17種類の薬価を抑制した。二点目は、基本薬リストの改定を行い、掲載薬品を520種類から685種類に増やし、臨床での薬品供給価格を低めに抑えた。三点目は、全国の一部の重点都市で薬品の統一調達を行い、薬価を更に抑制した」と述べました。
また、医療保険基金の監督管理についても、国家医療保障局の胡静林局長が発言し、今年9月、国家医療保障局と国家衛生健康委員会、公安部、国家薬品監督管理局は、全国で医療保険基金の詐取撲滅ミッションを展開したことを明らかにしました。
更に、今年問題となったワクチンの品質問題について、国家薬品監督管理局の焦紅局長が発言、吉林省長春長生公司のワクチン事件発生後、当局は薬品業界に対する全面査察を行い、問題のある企業に対して厳しい対処を施したことを明らかにしました。(任春生、む)