北京
PM2.577
23/19
ロシア外務省のザハロワ報道官は26日、「米軍がシリアから撤退することは、域内の全面的な情勢緩和につながる」とのロシア政府の立場を示しました。
この日、ロシア外務省で行われた定例記者会見で、ザハロワ報道官は、「最近になり、米国は軍隊をシリアから撤退させる決定をした。ロシアはその実施状況を注視している。ロシア側は、この決定は域内の全面的な情勢緩和にとってプラスになるものと見ているが、その日程の詳細については把握していない」としました。また、「米国は軍撤退後の領地をシリア政府に引き渡すべきだが、現時点では、これについて双方が交渉を進めているという情報はない」と指摘しました。(朱、謙)