北京
PM2.577
23/19
最高人民検察院が25日に公表した統計によりますと、1~11月、提訴された公益訴訟案件は9万件近くに上り、そのうち、生態環境と資源保護に関する公益訴訟がその半分以上を占めているということです。
最高人民検察院の張雪樵副検察長は、「公益訴訟を通じて、検察機関はこれまでに国家の直接的経済損失239億元余り(約3829億円)を取り戻してきた。公益訴訟は国家の利益と公共の利益の保護により大きな役割を果たすようになっている」と述べました。
公益訴訟は、中国の検察機関の法の下の監督の職責の履行における新たな分野です。昨年7月に全国展開を始めて以来、各地の検察機関は公益訴訟案10万件を受理しています。そのうち、今年の1月から11月までに受理された案件のみでも89000件余りに上るものの、その大部分は提訴前のプロセスで解決されており、実際に訴訟に至ったのは2560件のみということです。(藍、む)