北京
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23/19
米議会が「2018年チベット相互進入法案」を採択したことを受け、外交部の陸慷報道官は14日、北京で行われた定例記者会見で、「この法案は事実を無視し、中国の内政を乱暴に踏みにじり、国際関係に関する基本ルールに違反するもので、中国は断固としてこれに反対するとともに、アメリカ側に厳正な交渉を申し入れた」と明らかにしました。
陸報道官は更に、「チベット行政は中国の内政の属するものであり、他国の干渉を許さない。外国人がチベットを訪問しようとする場合には、正常なルートで手続きを行うことができる。毎年国内外から多くの人がチベットを訪れており、2015年以降、米国だけでも延べ4万人がチベットを訪問している。そのうち、米上院の少数党の指導者、下院議員などからなる代表団もチベットを訪れている。米議会の中国非難は根拠のないものであり、中国政府と人民の受け入れられるものではない」と指摘しました。
また、陸報道官は、中米関係および両国の重要分野における協力に深刻な打撃を与えぬよう、米国の政府部門が直ちに効果ある措置を講じ、法案の立法化を阻止するよう求めました。(藍、む)