北京
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南京大虐殺から、今年で81年です。13日午前、南京大虐殺の犠牲者を悼む5回目の国家追悼式が南京市で行われ、国内外の各界から約8000人が参加しました。
81年前、中国を侵略する旧日本軍は南京に攻め込み、同胞30万人を無残に殺戮しました。この悲劇は、南京にとっての永遠の痛ましい記憶、中華民族の永遠の傷となっています。
2014年2月、中国は12月13日を「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」と定めました。5回目の追悼日を迎えた今年、侵華日軍南京大虐殺犠牲同胞記念館の広場で、国家追悼式が行われました。
国家追悼式に出席した王晨中国共産党中央政治局委員兼全国人民代表大会常務委員会副委員長は「今日、我々がここで国家追悼式を行うのは、南京大虐殺の犠牲者だけでなく、日本の侵略者に殺害された全ての同胞、中国人民の抗日戦争の勝利のために命を捧げた烈士と英雄、中国人民と手を携えて日本の軍国主義と戦い、命を捧げた諸外国の戦士と友人を偲ぶためである。そして中国人民の、歴史を銘記し、平和を尊び、未来を切り開くという立場と、平和発展の道を断固として歩むという崇高な願いを表すためでもある」と強調しました。
その上で、王副委員長は「新中国成立後、特に改革開放が始まってからの40年、中国共産党の力強い指導の下で、中国人民は国家と民族の素晴らしい発展を実現させてきた。今後、我々は習近平同志を核心とする党中央を中心に、一層緊密に団結し、『習近平氏の新時代における中国の特色ある社会主義思想』を指針として、小康社会(いくらかゆとりのある社会)の全面構築と中華民族の偉大な復興という『中国の夢』の実現に向けて、弛まぬ努力を続けていく」と述べました。
王副委員長の演説の後で、南京市の青少年代表81人が「平和宣言」を読み上げ、社会各界の代表6人が「平和の鐘」を鳴らしました。(朱、謙)