北京
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23/19
ポーランドのカトヴィツェで開催されている国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)は大詰めの段階を迎えており、話し合いの内容が技術面からハイレベルの政治交渉へと移りました。 12日、「基本4国」と呼ばれる中国、ブラジル、インド、南アフリカが共同記者会見を開き、この会議でパリ協定の実行ルールについて合意することに自信があると述べました。
中国の気候変動事務特別代表を務める解振華氏は会見で、「交渉はまだ意見の違いがある。各国は自信を持って、建設性と柔軟性を示し、この会議で、全面的かつバランスのとれた実行しやすい『パリ協定』のルールについて、包括的な成果をもたらすよう努めるべきだと強調しました。
また各国代表は、途上国における気候変動の対応力向上を目指して、先進国に対し資金や技術面で支援を履行するように呼びかけました。(任春生、森)