北京
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全国人民代表大会(全人代)常務委員会委員兼チベット自治区人民代表大会常務委員会主任であるロサン・ギェンツェン氏が率いる全人代チベット代表団が11日、フランスのストラスブールにあるヨーロッパ議会を訪問しました。 ギェンツェン主任はヨーロッパ議会のパパディモーリス副議長と会談し、自ら経験したチベット自治区の経済・社会発展プロセスを語り、議会の関心のある問題に前向きに答えました。ギェンツェン主任は「中国共産党の牽引および民族政策の正しい指導により、社会主義制度のよさが充分に活かされ、急速な発展や情勢の安定と調和、民族の団結、暮らしの改善、生態環境の効率的な保護が進んだ。そして信仰の自由が充分に尊重され、また伝統文化の保護や受け継ぎもあって、チベットでは各民族が幸せな暮らしを送っている」と述べました。
これに対してパパディモーリス副議長は、「代表団の来訪は我々が全面的にチベット自治区を理解する貴重な機会である。中国と常に交流して、相互理解や信頼関係を増したい」との意向を示しました。
代表団はまた、欧州理事会と欧州人権裁判所を訪れ、人権保護に関するチベット自治区の政策や措置を説明し、前向きな評価を受けました。(怡康、森)