北京
PM2.577
23/19
中国でモバイルインターネットのデータの分析や提供をしている比達諮問は10日、シェア自転車に関する利用者からのアンケート結果を発表しました。自転車の使いやすさや運営管理、メンテナンスなどについて指摘する声が上がっています。
これによりますと、利用台数が少なくラッシュの時間帯は乗車が困難であると指摘した人が回答者の4割以上に達し、また乗り心地が大切だと答えた人が54.2%に達しました。
上海、深セン、広州、北京といった大都市など計12の都市は、自転車の新規投入を中止すると発表しており、ラッシュ時の利用が難しくなっています。
「南方都市報」は今月3日、深セン市交通委員会による今年7月から9月までのシェア自転車運営業者に対する審査の結果を掲載しました。これによりますと、「Mobike」は66.19点で合格しましたが、「ofo」、「U-bicycle」、「99bicycle」、「一歩単車」はいずれも不適格と判断されました。
利用者は、修理場所や修理担当者を増やしたり、自転車の状態確認を頻繁に実施したりするよう求めており、また使用不能となった自転車の回収、経営困難な業者の撤退、利用者のマナー向上を訴える声も出ています。(殷、森)