北京
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23/19
ポーランドのカトヴィツェで行われている国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)の中国ブースで7日、「気候の宣伝と公衆意識」がテーマのフォーラムが開かれました。中国の解振華気候変動事務特別代表はその際、「中国はグリーン・低炭素・循環型の発展の道を探りながら歩んでおり、気候変動への対応において著しい成果をあげてきた。今後は公衆の意識を高め、積極的に気候変動対応の多角的プロセスを推し進めていく」と述べました。
解特別代表の説明によりますと、2017年末までに、中国の炭素強度は46%下がり、40-45%の目標を3年前倒しで達成しました。また、森林蓄積は21億立方メートル増え、ノルマを上回って2020年の目標をクリアしました。さらに、再生可能エネルギーが一次エネルギーの消費に占める割合は13.8%で、2020年までに15%に達するという目標の実現は確実だということです。
解特別代表は「中国は発展途上国として、気候変動への対応で出来る限りの措置を講じて、好ましい成果を上げた。経済、社会、環境の持続可能な発展を結び付けて、グリーン・低炭素・循環型の発展の道を歩み続けていく」と述べました。(Lin、謙)