北京
PM2.577
23/19
内戦が続いているイエメンは、政府側と反政府武装組織フーシ派それぞれの代表が5日、和平協議のためスウェーデンに到着しました。協議は間もなく始まる見通しだということです。内戦の双方が直接会談するのは2015年以来となります。
これについて外交部の耿爽報道官は6日、北京での定例記者会見で「誠意を持って実務的な対話を行い、イエメンの平和、安定と秩序の早期回復に向けて前向きな環境を作るよう期待する」と述べました。
耿報道官は「中国は、イエメン問題をめぐるスウェーデンでの和平協議を歓迎し、また仲介を務めるグリフィス国連特使や関係各方面による積極的な努力を評価する。イエメンの各方面は国や国民の利益を重んじ、好機を逃さず、誠意を持って実務的な姿勢で対話を行い、平和や安定、秩序の早期回復に向けて前向きな環境を作るよう期待する」と述べました。(鵬、森)