北京
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北京の中央音楽学院で11月26日夜、ソロの演奏家と米国製の人工知能(AI)「楽団」が演奏会を開き、「長城随想曲」など中国内外の12曲が演奏されました。AI伴奏システムの中国での初披露となりました。
今回の公演は、中央音楽学院と米インディアナ大学情報コンピュータ・工学院が共同で設立した「情報学愛楽楽団」実験室による重大な成果であり、バイオリン、トロンボーン、オーボエ、サックスなどの伝統的な西洋楽器にAIの伴奏が加わって行われました。
音楽AIは今、世界のAI研究における新たな重点分野となっています。伝統的な音楽制作と異なり、AI音楽はデータ分析と学習を通してテンプレートを見つけ出し、そのテンプレートを用いて創作・演奏します。芸術を感じ取る能力は、機械と人とでは差があるものの、AIの芸術分野における自主創作レベルは今後向上していくことが予想されています。(雲、謙)