北京
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第13回主要20カ国・地域首脳会合(G20サミット)への出席とアルゼンチンへの公式訪問のため、習近平国家主席は現地時間の11月29日からアルゼンチンの首都ブエノスアイレスを訪れています。アルゼンチン各界は、習主席の訪問が豊かな成果を上げることに期待しています。
アルゼンチンのロンバルディ公共メディア・コンテンツ・システム担当長官は「アルゼンチンは習主席の今回の訪問を非常に重視している。両国指導者の会談が豊かな成果を上げられるよう期待している。私は、外相やその他のスタッフと共に、中国と締結する予定の約40の合意文書の起草に取り組んでいる。その内容は貿易、投資、文化など各分野に及ぶ」と述べています。
ラテンアメリカ中国政治経済研究センターの責任者、フランシスコ・カフィエロ氏は「アルゼンチンと中国の関係は2014年に全面的な戦略的パートナーシップにレベルアップした。両国の経済は強い補完性を持っている。習主席の今回の訪問により、両国の経済協力にも実りがあるよう望んでいる」としました。
『ラ・ナシオン』紙の記者、マルコス氏は「アルゼンチンのメディアは、中国と調印する予定の約40の貿易協力協定に注目している。これら協定はアルゼンチンにはとても重要なものである。また、G20サミットで行われる習主席とトランプ米大統領の会談にも期待している。中米貿易はアルゼンチンの経済にも影響するため、両首脳が貿易をめぐる議論で成果を得られることを望んでいる」と述べました。(鵬、謙)