北京
PM2.577
23/19
習近平国家主席が12月初旬にパナマに対する初訪問を行うことについて、パナマ各界は大きな期待を寄せています。パナマの学者は「習主席の今度の訪問は両国の友情の新たな1ページを切り開き、双方の相互信頼を増進させるだろう」と示しました。
パナマは、カリブ地域で最初に中国との「一帯一路」協力に関する覚書に調印した国家です。習主席は去年、同国のバレラ大統領と会談した際に、「中国はラテンアメリカを『一帯一路』建設に欠かすことのできない参加者と見なしている。パナマは『21世紀の海上シルクロード』のラテンアメリカへ続く線状にある、重要な地である」と語りました。
中国・パナマ関係と国際経済の専門家であるエディー・タピエロ氏は「『一帯一路』の意義は経済貿易分野だけに限ったものではない。これは、関係各国のコネクティビティーと平等な対話の場を構築し、全世界の平和と発展を推進するものになるだろう」との考えを示しました。
また、これまで「一帯一路」に関するフォーラムや国際シンポジウムに数回にわたって参加してきたパナマの経済学者であるジーナ・ロマン氏は「習主席は国際的に重要な指導者で、特に開放型の貿易やグローバル問題への対応においてリーダーシップを果たしている。習主席のパナマ公式訪問は、パナマにとって、ひいては全ての中央アメリカ地域にとって、非常に積極的なシグナルを発するものとなるだろう」と語りました。(非、謙)