北京
PM2.577
23/19
イスラエル北部の沿海都市ハイファで現地時間19日、第7回中国イスラエルハイテク投資会議が開催されました。「未来へ投資」をテーマとし、ライフサイエンスやデジタル健康、老化防止技術、ロボット、3Dプリンタなどについて話し合われました。
イスラエルは世界的なイノベーション国家であり、イノベーション指数は世界で第2位で、6000社以上のスタートアップ企業を有しています。
会議では、現地中国大使館の詹永新大使が開幕式に出席し、挨拶に立ちました。詹大使は、「ハイファはイノベーションとハイテクの世界的な基地である。この会議が7年間連続でハイファで開催されたことは、ハイテク分野におけるハイファの重要性や、両国間協力の潜在力の大きさを示すものだ」と述べました。
イスラエルにとって中国は、アジアで最大、世界で3番目の貿易相手国であり、去年の両国間の貿易額は130億ドル(約1兆4637億円)以上、また今年1月から9月の物品貿易額は去年の同じ時期より12.7%多い109億ドル(約1兆2273億円)に達しています。去年3月、習近平国家主席とイスラエルのネタニヤフ首相が、イノベーションに関する全面的なパートナー関係の樹立を発表し、両国の連携が新たなステップに進みました。
ハイファのヨナ・ヤハフ市長は取材に対し、「今回の会議期間中に中国企業と多くの事業協定を結ぶ予定だ。4年前に創設したライフサイエンスパークに両国の加速装置を設けたことにより、両国の関係は一段と緊密になるだろう」と述べました。(藍、森)