11月16日　金曜日

1時間目　24節気の小雪を紹介

　「小雪」は中国の二十四節気の20番目の節気です。小雪を迎えると、北方の多くの地域で気温が氷点下となります。「陰気がさらに沈み、陽気が上がり、天と地の繋がりが切断され、万物は命が絶たれる」と言われる時期です。小雪になって、雪が少しでも降ったならば、翌年は豊作になる、とも言われます。これは、この時期に降る雪がとても大切だということを示しています。

　北方地域では、小雪の頃に羊肉のしゃぶしゃぶを食べる習慣があります。これを食べると、体が温まります。そのほか、カシューナッツ、オニバス、ヤマイモ、クリ、ギンナン、クルミなどを食べると体に良いと言われています。また、湖南省、四川省、湖北省などの農村部では、この時期に腊肉（ラーロウ）という豚の干し肉を作る習慣があります。中国版ベーコンとでも言うべきこの肉は、春節の時に食べるためのものです。

　今日の番組では、小雪の由来、風習、伝統行事、そしてこの時期の健康管理上の注意点などをご紹介します。どうぞ、お聞きください。猪

2時間目　湖南省益陽市の観光スポットとグルメを紹介

　湖南省北部、省都・長沙市からは西に位置する「益陽市」。有名な淡水湖「洞庭湖」の南岸に広がる街で、総面積は12144平方キロメートル、人口は439万人（2017年常駐人口）です。

　番組では、益陽市の観光スポットとして、会龍山、白鹿寺、碧雲峰、桃花江竹海観光エリアを紹介するほか、現地のグルメである安化腊肉、土匪猪肝、さらに名物の安化黒茶と紅茶を紹介します。ぜひ、この時間の番組をお聞き逃しのないように！（まとめ：任春生）