北京
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23/19
シンガポールを訪れている李克強総理は13日、「開放と融合の中で繁栄を分かち合おう」と題した基調講演を行いました。その中で「中国は一段と改革を進め、開放の扉も広がる一方だ。シンガポールを含む東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の企業は機会を逃さずにぜひ中国へ進出して欲しい」と述べました。これを受けて、中国社会科学院アジア太平洋グローバル戦略研究院の許利平研究員は「中国とASEANの協力は将来性が十分」との見方を示しました。
許研究員は、「中国とASEANが戦略的パートナー関係を結んで今年で15年になり、双方の協力は十分な将来性がある。この中で、グレードの高い協力が中心となる」と述べました。
また、「東アジア地域包括的経済連携」(RCEP)をめぐる中国とASEANの交渉が進展していることについて許研究員は「世界経済にエネルギーを注ぐことになる」と評価しました。(鵬、森)