北京
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第33回東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が13日、シンガポールで開幕しました。各国首脳は「粘り強さとイノベーション」をテーマに、多国間主義協力の枠組み内におけるASEANの更なる一体化と共同建設の推進を討議しました。
今年のASEANの輪番議長国であるシンガポールのリー・シェンロン首相は開幕式で「現在、世界はこれまで以上に多国間協力を必要としている。ASEAN加盟国は知恵と資源を集中させて課題に対応し、共同で技術手段をもって取り組んでいくよう」呼びかけました。
また、リー首相は「ASEANは多国間貿易を支持する約束、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉の早期完成を推進していくことを改めて強調している」と述べました。
このほか、第21回中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議(10+1)、第21回ASEAN・中日韓首脳会議(10+3)、第13回東アジアサミット(EAS)も同時開催します。
期間中、第2回RCEP首脳会議も行われ、RCEP交渉の進展が討議される予定です。(殷、星)