北京
PM2.577
23/19
今お聞き頂いたのは、40年前、鄧小平さんが訪日し、記者クラブで語った際の肉声です。
今から40年前の1978年10月23日、「中日平和友好条約批准書」の交換式が日本の総理官邸で行われました。交換式には当時の鄧小平副総理と日本の福田赳夫総理大臣が出席し、当時両国の外相を務めた黄華外交部長と日本の園田直外務大臣がそれぞれの国を代表して批准書に調印しました。この「批准書」が発効することにより、中日両国は新たなステージへと歩みを進めることになります。
それから40年後、日本の安倍晋三首相が日本の首相としては7年ぶりに中国を公式訪問しました。当日夜に開かれた中国人民対外友好協会と中日友好協会の開催による記念レセプションには両国の首相も出席し、それぞれにスピーチを行いました。当時の関係者たちの親族や、現在中日友好事業に携わる各界の人々が北京の人民大会堂に集まり、平和友好条約40周年を心から祝いました。現場にいた私たちCRI日本語放送のスタッフも、胸に迫るものを覚えていました。
改めまして、今日は中日平和友好条約発効40周年の記念企画番組をお届けします。お相手は私、王穎穎です。ここで早速、レセプションに参加したみなさんの声をお届けしていきましょう。