李総理、ドミニカ、エルサルバドルの大統領と会見=北京

2018-11-02 20:39  CRI

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 李克強総理は2日午後、北京でドミニカのメディナ大統領、エルサルバドルのサンチェス・セレン大統領とそれぞれ会見しました。

 李総理は、ドミニカのメディナ大統領と会見した際「今年5月、中国とドミニカは正式に国交を樹立し、両国関係の新たな時代を開いた。『一つの中国』原則の堅持は両国国交樹立の政治基盤だ。中国は、力のある中国の企業や金融機関が市場規則と商業原則に則ってドミニカと電力や交通、港などインフラ整備で協力していくことを支持する。ドミニカから競争力を持つ良質の製品を輸入することや、両国間が経済貿易往来の拡大をしていくことを望んでいる。両国は観光の分野における協力の潜在力が大きく、これを契機に人的往来を拡大し、人材と文化の交流を増やしていくことを期待している」と述べました。

 これに対して、メディナ大統領は「ドミニカは中国企業のドミニカでの投資、起業を歓迎し、ドミニカ製品の中国への輸出を拡大し、電力などの分野における協力を強化し、互恵共栄をより効果的に実現させたい」と期待を示しました。

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 また、李総理は、エルサルバドルのサンチェス・セレン大統領と会見した際、「両国の国交樹立は、両国関係史上の大きな出来事だ。中国は、エルサルバドル政府が『一つの中国』原則を守っていることを重視しており、『一帯一路』構想をエルサルバドルの発展戦略と連結させていきたいと考えている。中国は『相互尊重、平等互恵、共同発展』の原則に則り、各分野における協力を推進し、気候変動など世界的な課題に共に対応していきたい。中国政府は、力のある中国企業によるエルサルバドルへの投資と起業を奨励しており、エルサルバドルと人材と文化面における交流を強化し、両国の各界が両国の友好事業への関与を強め、両国関係と協力における民意の基盤を強固にしていけるよう期待する」と述べました。

 これに対して、サンチェス大統領は「今年8月、エルサルバドルと中国が国交を樹立した。これはエルサルバドルが独立自主的に決定したものだ。中国との政治対話を強化し、友好的往来を増進し、『一帯一路』建設にも積極的に関与していきたい。国連の枠組み内で意思疎通と協調を密にし、ラテンアメリカ共同体と中国との互恵協力を促進していきたい」と述べました。

 なお、両大統領は、中国を公式訪問すると共に、第1回中国国際輸入博覧会に出席することを予定しています。(藍、む)

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