北京
PM2.577
23/19
国際原子力機関(IAEA)の天野之弥(あまの ゆきや)事務局長は1日、国連及びその他の国際機関の中国代表としてウィーンに駐在している王群氏と会談した際、さらに広い分野で中国側と連携したいと述べました。
天野事務局長は、中国が原子力の平和利用で遂げた成果を高く評価したほか、安全面で中国が払ってきた努力や、朝鮮半島の核問題やイラン核問題で果たしている建設的な役割を評価しました。
これに対して王代表は、「この10年間、中国はIAEAと共に、原子力の平和利用や安全確保、原子力技術の応用などでトータル的かつ多面的な協力を展開しており、実りある成果を挙げている。今後も、原子力の平和利用と核不拡散という二つの目標を達成するために、IAEAと共に努力したい」と述べました。(非、森)