北京
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王毅外交部長は29日、フィリピンのテオドロ・ロクシン外相と会談しました。この中で、王部長は「過去2年間で、習近平国家主席はフィリピンのドゥテルテ大統領との間に確固たる信頼関係と友情を築き上げている。これにより、両国関係も危機を乗り越えて低迷期を抜け出している。中国とフィリピンは同じく新興経済体であり、発展途上国でもある。中国は周辺外交においてフィリピンを重要国として位置づけ、今後もフィリピンとともに全方位的な協力を展開し、両国間及び当地域の共同発展と繁栄のために貢献していきたい」と述べました。
これに対し、ロクシン外相は「2016年に、両国関係に転機が訪れて以来、ドゥテルテ大統領は3回にわたって中国を訪問し、習近平主席とともに、両国関係の改善に努めてきた。双方の各分野における協力も順調に進められている。フィリピンは習近平主席のフィリピンへの歴史的訪問を心待ちにしており、各政府部門は全力で準備をしているところだ。フィリピンは今後も意見の食い違いをコントロールし、海上実務協力を推進していき、一帯一路をともに建設していきたい。これはフィリピンの国家利益にも合致する」と述べました。
このほか、王部長はフィリピンのアラン・ ピーター・カエタノ前外相や、フィリピンの内閣経済管理団体とも会談を行いました。(ミン・イヒョウ 星)