北京
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スイスのジュネーブに本部のある世界経済フォーラム(WEF)は現地時間の17日、最新の「国際競争力レポート」を発表しました。この中で、「第四次産業革命で全世界の勢力地図が大きく変わった。デジタル技術の成長で国際社会が変化を進めている中、経済競争力の中身の変化が政府や企業に対して新たな課題をもたらしている」と指摘しています。
レポートでは、140の国と地域を対象に、国際競争力をランク付けしています。1位は米国で、労働力市場や金融システムが優れていると評価した一方で、社会構造がもろく安全面が悪化しているなどの問題も指摘しています。また2位はシンガポール、3位はドイツで、中国は28位でした。
また、イノベーションから製品の商業化までを示す「イノベーション力」については、ドイツ、米国、スイスの順となっています。(非、森)