北京
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23/19
17日は5回目の国家貧困扶助の日です。習近平国家主席と李克強総理がそれぞれ重要な指示を出しています。
習主席は、「改革開放の40年は、わが国が貧困を削減していった40年だ。40年間の奮闘で7億人余りが貧困を脱し、人類の貧困削減史上の奇跡を作り出した。中華民族に長年存在していた絶対貧困の問題がまもなく解決を迎え、貧困解消事業は最も重要な段階になった。こうした時期だからこそ、必勝の信念を固める必要がある。各地区や各部門が目標をしっかりと掴み、奮闘すれば、貧困撲滅の堅塁攻略戦を勝ち取れる」と述べました。
また李総理は、「各地区と各部門は、農村振興戦略にあわせた的確な貧困扶助に力を入れ、特別貧困者に対してより強力な支援措置を講じなければならない。また、貧困地域や貧困層の貧困脱出の原動力を掘り出し、今年中にさらに1000万人以上を貧困から脱出させるという目標を果たさなければならない」と述べました。
なお、全国貧困扶助の表彰大会兼先進事業報告会がこの日の午前に北京で行われ、習主席と李総理の指示が伝えられました。国務院で貧困扶助開発指導グループの代表を務める胡春華氏はこの会で、「総力を挙げて、貧困撲滅の堅塁攻略戦を勝ち取るために努力していく」と強調しました。(玉華、森)