北京
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李克強総理は14日付の新聞『ヨーロッパ・タイムズ』に「古い友人と新しい友が共に未来を創る」と題する署名入り文章を発表しました。
李総理は文章で以下のように述べています。
中国の総理としてオランダを訪問することをうれしく思う。オランダは見知らぬ国ではなく、よく知っているところだ。20年前、地方都市に勤めていたころ、オランダを訪れたことがある。当時、オランダの現代化農業、観光業、港、物流などが印象に残った。今年の訪問は古い友人を再び訪ねるように感じている。
オランダが新しい友でもある理由としては、中国とオランダが世界の新しい問題に直面していることや、中国の新たな改革開放プロセスが両国の協力に新しい機会をもたらしたことなどが挙げられる。
それぞれ異なった発展のステップにある両国は、経済の相互補完性が強い。『一帯一路』共同建設の推進はオランダの優位性と海路・陸路・空路の利便性の発揮を促進でき、中国・ヨーロッパ相互連結の助力となる。中国国民の生活の質(クォリティ・オブ・ライフ)への追求と消費能力の向上により、オランダ製品の中国市場進出はさらに進んでいる。中国の一連の改革深化や、開放拡大措置の実施、特にサービス業、金融業の外資規制緩和などで、中国はオランダ企業の投資が活気づくことになるだろう。(殷、星)