北京
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中国全国における総合的な改革試験区として、渤海湾に位置する天津濱海新区はイノベーションを続け、アルカリ性土壌の上に生活に適した繁栄するスマートシティを建設しました。
天津濱海新区開発区の企業・諾思威(ノスウェ)システムは大きさがわずか1平方ミリの無線周波の電磁波除去チップを自主開発しました。会社の総経理補佐を務める張冠傑氏は「このチップは携帯や通信設備などのハイテク分野に広く用いられる。向こう2、3年間で年間生産量は100億枚になる見込みだ」と紹介しました。
40年前、天津濱海新区はアルカリ性土壌の荒れ地でした。今日に至って、飛行機、ロケット、船舶、重機などの製造工場が相次いで誕生しています。天津濱海新区発展改革委員会の唐中賦副主任は「区内には航空・宇宙飛行、バイオ医薬、新エネルギー・新材料などのハイテク技術産業が集約し、成長を果たした。昨年末の時点で、新興産業の比率は27.1%に上り、産業構造の改善が続いている」と述べました。(殷、星)