北京
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ロシアのメドベージェフ首相は12日、タジキスタンの首都ドゥシャンベで開かれている上海協力機構(SCO)首脳(首相)理事会第17回会議に出席し、一部の国が行っている保護貿易主義や単独での制裁を批判しました。
メドベージェフ首相は会議で、「世界のリーダーを目指して一部の国が不正な競争手段により保護貿易主義をとり、違法な単独での制裁を行っている。このような措置は、政治的な恫喝にもなりかねず、世界戦略の安定性が深刻な試練に晒されている」と指摘しました。
またメドベージェフ首相は、SCO各国間の協力について、「SCOは協力を展開する最適な場であり、この枠組み内で各分野における協力を強化してほしい」と述べました。また「外部環境は依然として複雑であり、リスクを軽減するため、メンバー国同士は自国通貨での決済が必要だ」との考えを示しました。(Lin、森)