北京
PM2.577
23/19
習近平国家主席は9日、北京でアンゴラのロウレンソ大統領と会談を行い、両国の協力文書の調印式に立ち会いました。双方は両国関係を積極的かつ迅速に促進することで合意しました。
席上、習主席は「中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットの成果を実行に移し、『8大行動』関連措置の実施を速やかに推進する。『一帯一路』の共同建設を促し、相互の発展戦略のマッチングを強化するほか、伝統的な分野における協力を強化して、新たな成長点を拡大することで、両国の互恵協力の新たなハイライトを作り、アンゴラの工業化と経済の多様化プロセスを促進していく。人的交流と地方交流を広げ、中国とアンゴラの文化面の相互学習を促進し、国民同士のコミュニケーションを図り、国際協力と多国間の協調・協力を密に行い、多国間主義の維持、開放型の世界経済を作り、より公平で合理的な国際秩序を促進する」と述べました。
これを受け、ロウレンソ大統領は「アンゴラは、インフラ整備と国民生活の分野における両国間協力をさらに強化することで、アンゴラの発展につながるものと期待している。アフリカ諸国は、中国がアフリカ大陸の実際のニーズに応じて協力を実施し、政治的条件を付けることなく具体的な措置をとり、アフリカ諸国の内政にも干渉しないことを高く評価している。『中国・アフリカ協力フォーラム』の枠組みの中で中国が提案した協力計画は、アフリカ諸国の発展に非常に積極的な影響を与えている。アンゴラと中国の協力がアフリカと中国協力のモデルになることを望んでいる」と示した上で、さらに、「アンゴラは、国際問題対応における中国の影響力を重視するとともに、アフリカで過熱する諸問題への適切な対処に関する中国の建設的役割を高く評価する。アンゴラは多国間主義を支持している。世界の未来はすべての国によって決定されるべきものと考え、多国間の諸問題において、中国と緊密に協力をしていきたい」と語りました。(任春生、謙)