北京
PM2.577
23/19
国際通貨基金(IMF)は8日、今年と来年の世界経済の成長率見通しを3.7%に下方修正すると発表しました。「貿易摩擦により世界経済に悪影響が生じる」と指摘しています。
IMFは、世界経済に関する最新の見通し(WEO)で、今年と来年の成長率は去年と同じ3.7%となると予測しています。
具体的には、先進国や地域の今年の成長率は2.4%で、このうち米国が2.9%、ユーロ圏が2%、日本が1.1%となり、一方で新興国や発展途上国は4.7%で、このうち中国は6.6%に達すると見込んでいます。
また報告書では、「過去数十年におけるルールに基づく貿易一体化がもたらした利益を維持拡大するため、各国は協力を進め、コストをさらに削減し、食い違いを解消していくべきだ」と指摘しています。(玉華、森)
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