北京
PM2.577
23/19
今年、国慶節連休における中国人の過ごし方について、飲食やショッピングだけでは飽きたらず、国外での消費も向上し、消費者や目的地に変化が現れています。こうした傾向について専門家は、「質の高いレジャーを求めるということは、まさに国の未来に対する強い自信を示すものだ」と指摘しました。
国外での消費がレベルアップするにつれて、世界各地でモバイル決済を利用する中国人が増えています。業界大手の「アリペイ」によりますと、この連休中におけるモバイル決済の利用件数について、イギリスのアウトレット「ビスタービレッジ」では去年の同じ時期の90倍に達し、また日本の大阪道頓堀では70倍、オーストラリアのシドニー空港では55倍に達したとのことです。
こうした国外でのモバイル決済について、アリペイ国際事業部の臧暁程氏は、「年齢層が著しく変化している。これまでは20代や30代の消費額が多かったが、今年は50代が90%も増えた。また地域別に見て、福建省の福州出身者による消費額が、北京や上海、広州などの大都市を上回ってトップになった」と述べました。(玉華、森)