北京
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インドネシア国家防災庁は30日、中部スラウェシ州で発生した強い地震と津波による死者が832人、負傷者が540人に上り、このほか、避難した人の数は1万6700人に上ると発表しました。
国家防災庁のストゥポ報道官はジャカルタで開かれた記者会見で、現地時間30日午後1時現在、震源地から約80キロの州都パル市で死者821人、震源地のドゥンガラ県では死者11人がそれぞれ報告されていることを明らかにしました。今回の災害では作業員と重機の不足が救援作業を妨げるネックになっています。このほか、詳細データの報告が入っていない一部の被災地もあるため、死者、負傷者および財産の被害額はまだ増える見込みだということです。
また、ストゥポ報道官は、災害発生時、パル市には合わせて71人の外国人がいたことが確認されており、このうち66人が避難しましたが、5人が依然として行方不明であることを明らかにしました。(Yan、星)