北京
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23/19
王毅国務委員兼外交部長は南米のガイアナで現地時間22日、カリブ海沿岸諸国で構成されたカリブ共同体(カリコム)のラロック事務局長と会談しました。
中国の外交部長がカリブ共同体の事務局を訪れたのは初めてです。これについて王外交部長は「中国とカリブ諸国は遠く離れていても、長い友好交流の歴史を持っている。カリブ共同体は発展途上国の連合で、カリブ地域で最も重要な統合組織であり、地域の国家共同体の旗印でもある。中国とカリブ共同体諸国はともに発展途上国として、幅広い共通の利益を持っている。カリブ共同体諸国との関係発展を重視し、全面的パートナーシップに基づいて運命共同体を構築していきたい」と述べました。
これに対してラロック事務局長は、去年ハリケーンの被害を受けたカリブ共同体諸国へ中国が支援をしたことに感謝の意を表し、中国との関係発展を密接にし、国連や世界貿易機関(WTO)を代表とする多角的機関の権威をともに維持しながら、発展途上国の全体の利益を守っていくとの考えを示しました。(Lin、森)