北京
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23/19
ロシア外務省のリャブコフ外務次官は21日、米国が20日に発表したロシアに対する制裁は「2011年以来60回目のものだ」と述べました。
ロシア外務省のウェブサイトで発表された声明によりますと、リャブコフ外務次官は「度重なる米国のロシアに対する新たな制裁の発動は、いずれもその前の回の対露制裁が予想通りの効果を得られなかったことを示している。米側が発表したブラックリストも、ますます似通ったものになってきている」と述べているということです。
米国務省のナウアート報道官は20日に声明を発表、『制裁を通じ米国の敵対国に対抗する法』第231条にリストアップされている対露制裁リストに新たに33の個人と企業を追加したことを明らかにしました。また、これを知りながら、リストアップされた制裁対象と大規模な取引を行う者も米国の制裁対象となるとしています。(洋、む)