北京
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「未来の遺産」をテーマにした中国・中東欧諸国環境保護協力閣僚級会合が20日、モンテネグロの首都ポドゴリツァで開かれました。会議では議長声明と「中国・中東欧諸国環境保護協力に関する枠組み文書」が採択されたほか、「16+1」環境保護協力メカニズムが発足されました。
モンテネグロのブヤノビッチ大統領は会議で挨拶し、「『16+1』メカニズムは中国・中東欧諸国の相互信頼と協力を促すプラットフォームである。環境保護分野において、この枠組みはヨーロッパと遠い中国を結ぶ絆として、すべての参加国にとってきわめて重要であり、世界の利益と関わる者たちに責任のある態度を取って我々の共通の未来を築くことに原動力を注いだ」と述べました。
中国生態環境部の李幹傑部長は「中東欧諸国は『一帯一路』イニシアチブの重要な協力パートナーであり、グリーンな『一帯一路』構築は生態保護をめぐる各方面の協力に大きな場を提供している。このような背景の下で、『16+1』環境保護メカニズムを構築することは、各国が共同で大気汚染や固体廃棄物処理、気候変動、生物多様性といった問題への対応にプラスとなり、『16+1』協力に新たな原動力を注いだ」と述べました。(ZHL、星)