北京
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寧夏回族自治区の銀川市で20日、同自治区の成立60周年を祝う記念集会が行われました。中国共産党中央、全国人民代表大会常務委員会、国務院、全国政治協商会議、中央軍事委員会から祝電が送られ、代読されました。また、中国共産党中央政治局常務委員を務める全国政治協商会議の汪洋主席が中央代表団を率いて記念大会に出席しました。
汪洋主席は「この5年間、寧夏回族自治区は改革開放や現代化建設の面で歴史的な成果を遂げた。発展の質は過去最高となり、都市部と農村部の変化が共に大きく、各民族の人々が最も多くの利益を得ている」と評価しました。さらに、「民族の平等はわが党の民族政策の礎で、憲法に書かれた基本原則の一つである。各民族には高低の差がなく、いかなる民族も特権を持っておらず、いかなる民族も正当な権利が制限されてはいけない。法に基づき、各民族は同様の権利を享受し、同様の義務を担うことを保障されるべきだ。また、各民族の平等の権利は全面的で、真実で、徹底的なものであることを確保されるべきだ」と述べました。
さらに、「中国の特色ある社会主義が新時代に入った現在、寧夏回族自治区の現代化建設も新たなスタートラインに立った。全国と同様に、全面的な小康社会を作っていくことを確保する必要がある」と改めました。
寧夏は黄河上流地区にあり、中華文化の発祥地の一つとされています。シルクロードの上に位置し、歴史的に東西の交通と貿易をつなげた重要な通路で、「西北部の江南」と称えられています。国内で最も多くの回族が暮らす地域であり、1958年10月に自治区として成立しました。(朱 謙)