北京
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外交部の耿爽報道官は19日、北京で行われた定例記者会見で、「米側は対話を呼びかけると一方、金棒を振舞っている。このようなやり方は、米国の常套手段となっている」と述べました。
米国のロス商務長官は18日、2000億ドル相当の中国製品に対する追加関税の発動について、「米側の目的は中国と建設的協議を行い、基礎的な問題を解決することだ」として、協議再開の可能性と時期については「ボールは中国側にある」と語りました。
耿報道官は関連の質問に答えた際、「『ボールは中国側にある』という米側の言い方は今回初めて出されたものではない。先日、中国側は米側から次期中米経済貿易協議の再開の要請を受け、双方は具体的な問題について意思疎通を保っている。しかしこうした中、昨日、米側は中国製品に対する追加関税措置の発動を発表し、しかも関税措置の更なる追加を示唆している」と述べました。
耿報道官はさらに、「我々は自らのタイムスケジュールとロードマップに沿って、改革開放政策を断固として推進していくと共に、引続き自分自身の合法的権益を守っていく決意がある。平等、誠実、相互尊重の原則に則って対話と協議を行うことは、中米間の経済貿易問題を解決するための唯一正しい方法論だ」と指摘し、米側に対し善意と誠意を示すよう求めました。(洋、む)