北京
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23/19
ベルギーのブリュッセルで中米欧経済貿易関係シンポジウムに出席中の朱光耀元財政部副部長は18日、「米国が新たに約2000億米ドルの中国製品に対して課す追加関税措置は、単独主義と覇権主義を存分に表したものだ」と述べました。
朱元財政部副部長は、「中国は、国際経済体系ないしは現代の国際体系における重要な関与者、建設者、維持者と貢献者であり、世界貿易機関(WTO)や国際通貨基金(IMF)及び世界銀行においても重要で積極的役割を果たしている。中国の貢献は現行の国際経済体系を変革し整備することに役立つもので、もう一つ別の実体を作ろうとするものではない。第二次世界大戦後に確立された国際経済体系は米国が主導したものだが、現在は米国自体が最大の危機を作り出す存在となっている」と述べました。(RYU、む)