北京
PM2.577
23/19
中国共産党中央委員会弁公庁、国務院弁公庁はこのほど「国有企業の負債の規制強化に関する指導意見」を発表しました。これによりますと、2020年の年末をめどに、国有企業の平均負債率を2017年末より2ポイント前後引き下げ、そして多額の負債を抱えた企業に対し早期に負債率を適正水準に戻すよう求めています。
政府はこのところ、重大な金融リスクを防ぎ、質の高い経済成長を実現させるため、国有企業の負債率を引き下げる様々な措置を講じています。この結果、今年7月現在の国有企業の平均負債率は前の年の同じ時期よりおよそ1ポイント下がって64.93%となりました。しかし、民間企業と比べれば依然として高い水準となっています。
こうした中で発表された、今回の「指導意見」は、負債率を指標として国有企業を業界別や種類別に管理調整し、企業の内部と外部からの規制を通じて長期的なメカニズムを構築するものです。(鵬、森)