北京
PM2.577
23/19
北京で行われていた中国アフリカ協力フォーラムが閉幕した4日、中国はアフリカ37カ国とともに「エイズの予防に関する会議の共同提案」を発表しました。これは、今回のフォーラムの枠組みにおける重要な協力分野であり、エイズの予防について中国とアフリカが新たな連携を進めることになりそうです。
世界ではこのところ、エイズの対策に共同で取り組むことが共通認識になっています。中国とアフリカは、2019年から3年間、国際組織とも連携して青少年のエイズ予防や住民の健康促進事業を展開すると発表しました。
エイズ対策などの医療問題は、かねてから中国とアフリカの重要な連携分野となっており、特にここ何年かは、感染症の予防についてかなりの進展を見せています。中国疾病予防コントロールセンターで性病やエイズ問題を担当している韓孟傑主任は、「中国は現在、エチオピアで疾病予防センターの建設を支援している。アフリカのエイズ対策に重要な役割を発揮するだろう」と述べています。(雲、森)