北京
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国連のグテーレス事務総長は29日、安保理で行われた「国際平和と安全を維持:争議の仲介と解決」をテーマとした討論会で、「様々な衝突が複雑化するに従い、介入方法にイノベーションが求められている。これは衝突を効果的に解決していくかどうかに関わることだ」と指摘しました。
グテーレス事務総長は、その際「一部の国の国内衝突は、地域の衝突あるいは国を跨る衝突の形で顕在化している。数年間、さらに数十年続く衝突に対して調印されたいわゆる『全面的平和協議』はますます把握しづらいものになり、効力が短くなっている」と指摘しました。その上で、国際社会が仲介手段をさらに効果的に用いるように促し、衝突発生前に外交的な交渉を行う重要性を改めて強調しました。(藍、星)