北京
PM2.577
23/19
国家発展改革委員会が20日に明らかにしたところによりますと、8月中旬までに、鋼材に加工される前の鋼(はがね)である粗鋼の生産設備について、2470万トン分の生産能力を削減し、年内に3000万トンという削減目標の8割以上がすでに達成されたということです。
国家発展改革委員会の関係者は、「一連の効果的な措置により、時代遅れの生産設備や低効率の生産設備が廃止され、市場環境は著しく改善した。上半期の関連業界の状況は持続的に改善され、需要と供給の情勢は、全体として合理的な方向へ向かって進んでいる。また、粗鋼生産設備の利用率も大幅に上昇し、合理的な範囲内に戻っている」と述べました。
なお、中国では、「第13次五カ年計画」期間中に、生産能力にして1億トンから1.5億トンに相当する粗鋼生産設備を削減する計画ですが、2016年に6500万トン以上、2017年は5500万トン以上を削減し、目標全体の80%以上が達成されたということです。(玉華、謙)